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HBBY NET   アルテシア110    製作レポート情報!!

昨日、F3Aフライヤーも含めクラブ員に見てもらいましたが、細部にいたるまでキッチリ出来ていて、パーツ類も
申し分ない物をチョイスしてあり、居たせり付くせりの出来に、大絶賛でした。


【 くれぐれも、私はホビーネットの回し者ではありません 
 【 文章は時々修正しながらアップします 】

全長:1774mm,全幅:1712mm, 全備重量:約3750g,RC:6CH ー5サーボ,YS110Sエンジン推奨

完成しました。予想道理良くできましたーーー。。

取り説による全備重量は3800g〜4000g
私の作りこみで全備重量は、胴体3140g ・主翼720g ・全体重量3860g と非常に軽くできました。

又、重心位置もノーマルなサーボ配置でピッタリできていました。(電池はタンク前の電池ベットに配置)

   

   

購入前に数回お伺いしていろいろ訪ねると、徹底的にテストされ、まったく妥協の無い自信すら感じていましたが、
その期待以上の出来に、脱帽です。

私なりに工夫を交えて製作しますが、ほとんど無調整で完成しました。

(レポートはメチメチャな状態でアップしましたので、その内、整理します。)

製作記は、私個人の考えで製作していますので、真似されても責任は持てません。

1.エンジン周り

エンジンカウルを仮づけしてエンジン位置を合わせる

(フローティングマウントの前のネジがこのままでは、回せません)

エンジン位置を後ろに移動する為にフローティングマウントを

少し後方にカット

前はカウルに当たるのでゴムの角を削る

エンジンの位置が決まったら、エンジン取り付け穴を4mmの

タップを切る

エンジンを付属のネジで固定する。

加工したフローティングマウントを取り付けるネジが隠れるので

カウルをギリギリ削ると、何とか回せます。

エンジン後ろのスロー調整ネジと吸気口がふさがらないように

ベニヤを削る。

エンジンマウントのノーズ部材を接着
バルサでチョット補強
しっかり安定しました。
カウルの必要な穴や金具は、接着前に処理しておく。

接着する前に、カウルの内側の接着する部分は、ペーパーで

研磨して、剥離剤を除去しないと、接着できません。

エンジンカウルは、接着するのでレギュレーターの調節用穴は

忘れずに開けておく。

ギリギリの所でテーピングしてエポキシ接着剤がはみ出ても

汚れないようにしておく。

(接着剤は最小限の量で確実に接着しましょう。)

ノーズ側はバスコークで固定する。

この部分も、カウルの内側をペーパーで研磨しておきましょう。

しっかり固定。
2.エンコン

取り説は、下向きでサーボホーンを利用してフローティングマウント

に当たらないように指示されていますが、ベニヤを削ってギリギリ

とりつけができました。

(私の考えなので、取り説に従って取り付けてください。)

  ロッドエンドが当たらないように、ベニヤを削る
  ロッドの動きがスムーズになるように、ステーを作る
  サーボは、小型のサーボ(金属ギア)で、軽量
3.タンク、胴体補強
タンクの重りは、右の物に変更
   
4.主翼

エルロンホーンをサブトリムで直角に合わせて、すべての角度が

直角になるようにセットする

主翼取り付け

ダウエルの穴もご覧の通り加工済み

ダウエルも付いてます。
ちょっと胴体が不安定なので一工夫

カーボンシート+2mmバルサ+グラスの3層構造で、自作しました。

胴体補強と主翼の保持力アップ。

取り付け位置は、エルロンのケーブルを考慮すると、この位置が
ベストです。

 

このあと、バスコークで主翼の保持力アップ。

 

この部分は軽量の為穴が開いていますので、排気が入らないように、フイルムを貼ると良いと思います。

私の場合こだわりのカーボンクロス張りです。
カーボン板を貼って、ウイングボルトの保持力アップ
ベリーパンのサイドの補強に、カーボンロッドを一本付ける。
このタイプは、エンジンルームに余裕が有る分エンジンに当たる空気の量が少なくなるので、内側にスポンジを貼って、エンジンの近くに空気の流れが通るようにする事で、冷却効果がアップする。
 
ベリーパンの吸気口は、自分でデザインしてカットしました。
YS110のレギュレーターの調整用穴
プラグヒーターの差し込み口は、真ん中より左よりです。

尾輪の前の穴は、水平尾翼の角度を調整する穴なので、

ここに尾輪を差し込まないでください。

 

脚の取り付け部は、裏側から三角材で補強などして有って、

補強の必要は無いと思いましたが、私の場合、低粘度の

瞬間接着剤を接合部分にしみこませて、補強し、

カーボンクロスを貼って、こだわってみました。

これでかなり、強度が増したようです。

さらに、F3A機並にカーボン板を使ってショックを分散
エレベーターとラダーのリンケージ
ラダーサーボのホーンは結構重いようなので、加工しました。

結果は-4gで形は、強度とは関係ありません。

見た目重視。

ラダーとエレベーターのリンケージをぶれの無いように
ステーを作る。

エレベーターのサーボ位置がリンケージした時センターになります。

リンケージのブレ留め使用(自作してください)

リンケージ位置を決める時、私はサーボを動作させて、ニュートラル

を出した状態で行います。

エレベーターロッド棒(サーボ側)

ロッド棒はとがらせると、センター出易いです。

エレベーターロッド棒(テール側)

 

エレベーターのホーンの高さを測って胴体外側に印をつける

 

エレベーターの位置からエレベーターサーボのしるしを付けた位置に糸を張る。

エレベーターのロッド棒をテープで正確に位置を決めて、テープで
仮止めする

ロッドを真上から見て位置を確認して印を付ける。

糸と交差した部分が穴を開ける位置です。

最初は直角に穴をあけて徐々に写真のようにエレベーターホーンの所を
チョットオーバーする所まで傾けながら倒してロッド棒がスムーズに動くように する。

(穴をあける時は、テープを張った状態ですると良いです。)

   

ノイズレスチューブを角度を付ける為、テープでテンション掛けて

接着します。

ラダーのリンケージを尾翼の下にしたいなーーーと思い

針でさしてみましたが、無理でした。

トホホ。

結局ラダーリンケージは、取り説通りとなりました。
 

機体のフイルムが剥がれないのと、汚れ防止に

エンジンウレタンを塗装します。

一般のウレタンは、燃料で溶けたり、黄ばんだりするのでNG。

主剤と硬化剤を2:1の割合で調合

シンナーをドパドバとこのくらい入れて、シャブシャブの

ウレタンを作ります。

塗装前に、アイロンでしっかりフイルムをおさえる。

その後に、シリコンオフで、手垢の汚れやほこりを除去して

ウレタンを刷毛で手早く塗る。

コクピット  

パイロット人形は、重量:45gでしたが28gに減量

基部の厚さ:47mm 基部の幅:101mm 高さ:86mm 

下の部分はふさがっていて、この部分が結構分厚い物だったので
ごらんのとおりすべて切り取りました。

パイロットとの連絡用に、無線のマイクを付けました。

素材は、テグス(釣り糸)と黒い部分は、電気コードのビニールです。

ネッ友より、分けてもらったヘッドレスト。

アルミでとても軽量!!

コクピットメーターを自作

キャノピーをバスコークで接着すると気圧の差でパイロットの

状態に異変があると大変なことになりますので、ヘッドレストの

上に、小さな穴をあけて、気圧の変化を逃がすようにしました。

これで、パイロットもフライトに集中出来ることでしょう。

後談

外に出したら、すぐシワシワに成ります。

アイロンで押さえますが、オラカバーでは無いので、縮んだり

溶けたりする様なので慎重に押さえようと思います。

   

 

製作記をアップしようと思いましたが、工夫する事無く、キッチリできてます。

又、取り説は写真を添付して有って、とても分かり易いです。

胴体はこの状態で届きます。

とても綺麗で、正確に出来ています、

エンジンカウルは、ネジ止めも出来ますが、私は接着します。
ベリーパンは主翼ギリギリまでの一体です。

真後ろから見た時。

芯が通ったすばらしい出来です。

垂直尾翼は一体です。
 

最近のバルサ機に無いフィレット加工

フィレット前部

フィレット後部
ベリーパンは、大変軽量でロゴ入りです。
ベリーパンはワンタッチ式で、部品は取り付けてあります。
ベリーパンはワンタッチ式でピアノ線も取り付けてあります。
ベリーパン後部は補強してあります。
グラスで補強
主翼は、リンケージのみで完成します。
翼端処理も綺麗です。
エルロンサーボの穴は双葉の「S9154」がピッタリ合いそうです
中央は20cm幅でグラス補強済み
ウイングボルトの穴も加工済み

水平尾翼はグラス棒で固定

胴体との密着も実に素晴らしい出来です

付属のIM製タンクが、ピッタリ

サーボベッドはサーボの取り付け部分は、ベニヤを二重にして有り、チョット固めにサーボを押し込み、しっかりキープできます。

軽量の為かなり肉抜きしてありますが、サーボ、電池、受信機など効率的に配置できます。

ウイングボルト等の爪付きナットは、製作途中に日本から持ち込んでいるもので、信頼できます。
   
エンコンサーボベッドは小型のサーボがジャストフィット

エンジンマウントも綺麗に加工されています。

エンジンルームは振動を考慮して、少し接着強度をつけて、
エンジンウレタンで、塗装します。

日本製の爪付きナットを取り付け済み

取り説によると、この部分では、少しベニヤを削る加工が必要です。

同胞されている。パーツ類

不足のパーツが無いかチェックしましたが、買い足すものはまったく有りません。

こだわりパーツばかりで、ビックリです。

フローティングマウント
これ、買いに行くつもりでしたが、入ってました。
ニードル延長ワイヤーは、実にうれしいパーツです。
ウイングボルト
ラダーホーンとワイヤーリンケージパーツ

左はエレベーターリンケージパーツ

右はエルロンリンケージパーツ、ジャストサイズのロッドが嬉しい。

IMの燃料タンク

訪問したて下見した時、中国製のタンクが入っていましたが、日本製に交換。

妥協なしです。

スピンナー

普通これ、付いて無いですよネーー。

スパッツも綺麗です。

脚は、ピッカピカのステンレス??アルミ??

タイヤ
尾輪はホビーネットオリジナルを予定していたそうですが、高さの低い物をチョイス

その他、ビス類

左は、エンジンカウルを止める木ネジです。

中央は、脚の止めネジ

右は、不明です、分かりましたらアップします。

   
   
   
   
   
   

 

【過去レポート2】

平成21年2月7日にホビーネットを訪問しました。
何と初めての訪問から、一年経ってようやく、リリースされた「アルテシア110」を先行予約してきました。

円高還元で当初の計画より随分お安くなっていますが、内容はまったく妥協が有りませんでした。

又、リンケージパーツは、ほとんど買い替えの必要の無い物をチョイスして有りました。

クラブ員も現物を見たら、欲しがると思います。

・ベリーパンのロゴは塗装仕上げで綺麗です。
・ベリーパンはワンタッチ式で部品は、取り付け済みです。
・垂直尾翼は胴体と一体です。
・胴体の主翼付け根はフィレット加工してあります。
・主翼は左右接着済みで、中央はグラス補強済みです。
・フィルムは、軽量の為少しバルサが透けて見えますが、とても綺麗な仕上がりです。(カラーリングはOXAIデザインだそうです)
・エルロンサーボの穴は双葉の「S9154」がピッタリ合いそうです。
・ラダーとエレベーターサーボベットは、取り付けてあり、ラダーサーボベットは、シナベニヤで高さを調整済み
・エンコンサーボベットも取り付け済みで、双葉の「S9601」がピッタリ合いそうです。
・フローティングマウントはホビーネットオリジナル?(中国製は良くないという事で入れ替え)
・ホーンはアルミ製
・ワイヤーリンケージ付属
・ロッドエンドはベアリング入り
・スピンナー入り
・タンク入り
・脚はアルミ製(チョット重い印象でしたが、全体が軽量に出来てますので問題なさそうです)
・エンジンカウルは後付けで、ネジ止め又は、接着

【過去レポート1】

平成20年2月9日にホビーネットを訪問しました。

お店は、倉庫の一階がカウンターと展示スペースで、二階が倉庫と言うお店で、送信機などの展示も無く

ホビーネットオリジナルパーツなど、非常に特化された商品構成でした。

九州からはるばるの訪問と言う事で、普通は見せて頂けない、アルテシア110のサンプル機を見る事ができました。

ご協力に感謝いたします。

気になる販売時期は、妥協をする事無く、開発している為、予定より遅れる見込みで、早くとも5月の連休明けの

見込みだが、遅れる可能性も有るとの事でした。

私の見た感じでは、エクリプス110の後継機と言う事で、主翼は同じ感じがしましたが、まだ改良中との事でした。

又、胴体は幅、高さ、共かなりのボリュームアップとなっており、ここ最近の新機傾向を受け継いだものとなっている。

【スペック】(一応ファイナル版)

全長 1800(改良中の為変更あり)

翼長 1760(改良中の為変更あり)

胴体 FRP塗完 

主翼、水平尾翼及び、垂直尾翼の可動部はバルサのフィルム貼り

水平尾翼はカンザシ式で,角度変更が可能を予定

予定価格(価格は変動します)
kit     (脚+スパッツ付き)  \69,800円前後
kit-ARF (全パーツ付き国産) ¥89,800円前後

あとは、写真にてレポートします。

(塗完のアルテシアは70サイズのサンプルで、白色の木地写真が正規の110サイズです)

下の写真はアルテシア70サイズの塗完のサンプル機で、開発は110で改良が成されています。

 

スパッツもデザイン的に、改良するそうです。

ARTESIAのロゴはチョットと思いましたが、ロゴフォントは、

別のものに成るそうです。

主翼デザインはも少し赤のラインが増えるかもしれないとの事でした。

アルテシア110の生地サンプル

倉庫の奥に有ったARTESIAの生地サンプル機

飛行テストをされている様でした。

横から見ると胴厚のボリュームが随分あります。
ノーズ側の冷却口も十分確保されています。

ノーズから入った空気を効率的にテール側に逃がす為

ベリーパンの後ろの通常の開口とは別に胴体側面にも

開口してあるので、負圧効果で、エンジンの冷却効率を

アップ。

ノーズは110サイズエンジンが余裕で納まる
スパッツは取り外し式に成っている様です。
タンク位置は、重心位置有る。

お店の写真です。

右上はクラブ員の堤善晴氏が飛ばしている、

エクリプスです。

展示は送信機などは有りませんでした。

エンジンも数個並んでいる程度で、

飛行機開発が主の様です。

倉庫に積み上げられた、飛行機
OXAIの機体と右隅にOXAIのモーターがありました。

さらに、極秘企画が有り図面をチョットだけ拝見しましたが、次々と開発は進んでいるようです。

残念ながら今回は、アルテシア110のみの取材となってしまいましたが、機会があったら、取材に行きたいと思います。